宝石

ヒスイ(翡翠、英: jade)とは

ヒスイ(翡翠)

ヒスイ(翡翠、英: jade)とは

深緑の半透明な宝石の一つ。
東洋(中国)、中南米(インカ文明)では古くから人気が高い宝石であり、金以上に珍重された。古くは玉(ぎょく)と呼ばれた。

鉱物学的には「翡翠」と呼ばれる石は化学組成の違いから
「硬玉(ヒスイ輝石)」と「軟玉(ネフライト : 透閃石-緑閃石系角閃石)」に分かれ、両者は全く別の鉱物である。
しかし見た目では区別がつきにくいことから、どちらも「翡翠」と呼んでいる。

語源

「翡翠」は中国では元々カワセミを指す言葉であったが、
翡翠のうち白地に緑色と緋色が混じる石はとりわけ美しく、
カワセミの羽の色に例えられ翡翠玉と名づけられたという。

翡翠の色

日本では翡翠は深緑の宝石という印象を持つ人が多いが、
その他にも、ピンク、薄紫(ラベンダー)、
半透明、白、青、黒、黄、橙、赤橙といった様々な色があり、
大きく分けて、15色程度と言われる。

産地

硬玉の主な産地

  • 日本 : 新潟県糸魚川市姫川流域、
    北陸の海岸や富山県の宮崎・境海岸(ヒスイ海岸)、
    兵庫県養父市(旧大屋町)、鳥取県、静岡県引佐地区、
    群馬県下仁田町、岡山県新見市の大佐山、熊本県八代市泉町など
  • ミャンマー : カチン高原(カチン州)
  • グアテマラ : モタグア渓谷
  • 米国 : カリフォルニア州ニューイドリア地区
  • ロシア : 西サヤン山脈
  • カザフスタン

軟玉の主な産地

  • 中国の新疆ウイグル自治区のホータン(和田)地区 :
     古代において西域諸国と中国との間の重要な交易商品となった。ここで採れたものは特に和田玉と呼ばれている。
  • ニュージーランド
  • 米国 : ワイオミング州ウィンドリバー山脈

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